2006年11月21日 UP
ウォシュレットを交換するのは割りと簡単ですが、水源が井戸水や河川などのご家庭は注意が必要です。
止水栓の根元から床に向かって青い水漏れのようなシミが出来ています。金具の金属成分が溶け出した証拠です。給水管が折れやすくなっているので水圧がかかったまま触るのは大変危険です。
管が折れないように慎重に作業しましたが約2回転ほどで、簡単に管が折れてしまいました。こういう状態になると少し面倒です。水道管側のネジを除去してやらないと新しい止水栓を取り付けることが出来ません。また、取り出しには特殊工具が必要だったり、水道管の交換が必要になる場合もあります。
お父さんのDIYのために、自分で出来る折れた止水栓の取り出し方を紹介しておきましょう。画像は塩ビの水道管を斜めに切った物。この斜めの部分を折れた管に食い込ませて取り出します。
これを折れた管に押し付けて左に回します。塩ビ管の切断面と、折れた管の切断面が互いにきれいなうちが勝負です。これで取れない場合はプロに頼んだほうが良いでしょう。
左に回すこと2~3回転。折れ残っていた管が出てきましたが、回りながらパラパラと崩れていきます。金属がボロボロでよく今まで折れなかったものです。こうして水道管側のねじ山も痛めず、折れた管がキレイに取り出せました。
管から出てきた止水栓のねじ山だった部分の残骸。壊れずに出てくる場合もあります。水道水は金属の表面に保護皮膜を形成するのですが井戸水ではこの保護皮膜が形成されにくいので金属成分が水に溶け出してしまいます。
止水栓についている新品の管。折ろうとしても折れるものではありません。でも、ねじ山の部分の肉厚が薄いので井戸水などで使用すると折れやすいのです。(肉厚が厚いタイプもあります)
新しい止水栓を取り付けました。ここまでくれば後の作業は簡単です。
2006年11月13日 UP
「トイレに物を落としてから、よく詰まったりするんです。」とご依頼を頂きました。トイレが詰まるのは、紙の使いすぎによる場合がほとんどですが、誤って異物を流してしまう場合もあります。現場に到着後詰まり除去工具を使用しましたが、やはり直ったと思って紙を流したらまたすぐ詰まる症状が現れました。こうした場合便器をはずして詰まりを除去します。便器をはずしたところ、中から手鏡が出てきました。これが便器の中で排水口を塞いでいたようです。
この便器の排水口の直径は約7cm。紙詰まりの場合も汚物と紙の量が多い時などに詰まりが発生します。
手鏡が直径7cm以上あったため、便器の出口に引っかかって、便器の中で排水口の弁のような動きをして閉じたり開いたりしていたので詰まったり流れたりを繰り返したようです。よく「携帯電話をトイレに流した。」と言うご依頼もよく頂きますが、携帯電話の大きさによっては下水管に流れていってしまう場合もあります。もし誤って携帯電話を流してしまった場合は、早めの対処が肝心です。
2006年11月10日 UP
画像の中央部分で鉄の水道管に小さな穴が開き、水が噴出しています。お家に住んでいるのは高齢な方で、水漏れを発見したのは家に立ち寄った娘さんだそうです。現地に到着すると「シュー」と割と大きな音を立てていたので故障している場所がすぐに発見できました。でも、お客様は「わたしゃ耳が悪いから、娘に言われるまでまったく気づかんかった。」そうです。
故障場所の切断面。30~40年の使用でもうボロボロです。
こちらは正常な管の切断面。上の画像の管がどのくらい痛んでいるのかよく分かります。
2006年9月17日 UP
広島市中区平野町でトイレの詰まり。夜間の対応でしたがトイレが使えないというのはやはり不便ですね。「子供が使った後に詰まった」とのことでしたが、今回はトイレットペーパーの使いすぎだった様です。
詰まり除去工具を使用。すぐに詰まりは解消し流れるようになりました。つまりの原因には、ペーパーの使いすぎ・過度の節水などいろいろな原因があります。
2006年9月12日 UP
何年ぶりかで蛇口を使おうとしたら、ハンドルが硬くて回らない。でもどうしても使いたいので工具を使って無理やり回そうとしたら………「蛇口が折れたので修理か交換してほしい」とのご依頼でした。蛇口をまったく使わないでいるとハンドルの芯の部分が錆びで固着したりかえって蛇口が傷みます。
ハンドルの芯が奥のほうでポッキリ折れています。お湯側、水側ともネジの部分が癒着してしまい分解ができませんでした。
作業すること約40分、今回は新しいものへ交換しました。でも普段から使用していれば部品交換で直る場合がほとんどです。
2006年9月8日 UP
電気温水器はほとんどのタイプが夜間から早朝に深夜電力を使ってお湯を沸き上げるので、修理のご依頼も深夜から早朝にかけてお電話を頂くことが多いようです。「温水器からお湯が噴き出している」「マンションの下の階に水が漏れている」など大至急対応しなければならない案件ばかりです。お客様も疲れているのでとにかく安心して眠れる状態にすることが第一です。
2006年7月17日 UP
これも水道管破裂です。原因は水道管に接続しているポンプが故障し回転が止まらなくなり回転するポンプの摩擦熱で水が沸騰。水道管が熱で膨張したところにポンプの圧力がかかり破裂したようです。
こちらが修理後。本当に思いもよらない原因で水道管が破裂するものです。
2006年7月3日 UP
2006年6月23日 UP
23:52分「トイレにオムツを流してしまったかもしれない。朝トイレに行きたいので何とかしてほしい。」とご依頼を頂きました。トイレの詰りはほとんどがトイレットペーパーや汚物ですがオムツの詰りも割りと良くあるご依頼です。
完全に詰まっています、これではトイレを流せません。オムツは便器の中で水を吸収して膨張するのでつまり除去工具を使用してもつまりが解消されない場合も多いいのですが、お客様が「オムツを半分にちぎって流してしまいました。」とおっしゃっていたので、つまり除去工具を使用させていただきました。
やはりオムツが出てきました。半分にちぎってなかったら出てこなかったかもしれません。深夜の作業は、素早く直して素早く帰ることを心掛けて作業をしています。1:15分終了。