2007年1月12日 UP
先月だったかテレビ番組で便器に熱湯をかける掃除方法を紹介したところ「便器が破損するので絶対にやらないで下さい」とメーカー等からクレームがきたことがありましたね。ニュースを聞いたとき、これはぜひやってみたいと思い昨年末の寒い朝に実験を行いました。
熱湯を注いだ瞬間「パシッ!」と音がしました。便器が割れる音です。やかんのお湯を全部注ぐまでもなく便器は簡単に割れてしまいました。(絶対にマネをしないでください!)
お湯を注いだ後。間違いなく便器は破損していますが、見えるところにはヒビが発生しませんでした。もっと派手に割れるかと期待していましたが少しガッカリです。でも、見える所にヒビが入っていないからといって大丈夫なわけではありません。ヒビから少しづつ漏水して床が腐食したり便器が割れて怪我でもしたら大変です。今回の実験のように気づきにくい割れ方もするので、「ウチは熱湯を注いでも大丈夫だったよ」と言う人がいても絶対に便器に熱湯をかけてはいけません。もしそんな人がいたら「パシッ」と音がしていないかどうか聞いてみたほうがよさそうですね。
カテゴリー:23.その他
2007年1月10日 UP
「洗面所のS字の管から水が漏れるから、直そうとしてたら管が割れた。」お客様が割れたところにビニールテープを巻いていましたが水はジワジワ漏れてきます。洗面所の排水管が金属でできている場合、古くなると何かの拍子に簡単に割れてしまう事があります。また、「自分で分解したら元に戻せなくなった」と言うご依頼もよく頂きます。
床に向けて排水するS字のパイプをSトラップ、壁に向けて排水するパイプをPトラップと言います。通常10~20年くらいは水漏れも起きない部品ですが、井戸水の場合5~6年でボロボロになったりします。
カテゴリー:05.洗面所
2007年1月9日 UP
分譲タイプのマンションの止水栓があるのは玄関の隣の鉄のトビラの中。この中には電気メーター、ガスメーター水道メーターガス給湯器が入っています。上の丸い穴はガス給湯器の排気口です。
扉の中。初めて見る人にはどれが何なのか分かりませんね。「パイプシャフトを開けてメーターのバルブを閉めて」なんて言ったら余計に混乱しそうです。
これが水道メーター。メーターのすぐ右にあるコックが水の元栓(止水栓)これを右に回せば水は止まります。緊急時に水を止める場合、元栓を閉めるのが一番安全な方法です。
カテゴリー:15.応急処置
2007年1月8日 UP
「以前から流れが悪かったけど、とうとう完全に流れなくなったんです。自分で直そうとしたけど無理みたい。」台所の流れが悪いけど、まだ大丈夫だからと流れが悪くてもごまかしながら使っている方は多いですね。完全に詰まった時よりも、流れが悪いときに管の掃除をしたほうが時間も費用も少なくて済みます。
カテゴリー:03.台所
2007年1月7日 UP
「蛇口とシャワーの切り替え部分が故障して水が止まらないんです。」シャワー修理のご依頼です。サーモスタット式シャワーはコマパッキンなどを使用している構造が簡単な蛇口と違い、蛇口の中に特殊な形状のパッキン等が組み込まれた部品が入っています。修理は通常パッキン1枚ではなく部品ごと交換します。
これは切り替えユニットと呼ばれる部品。この部品一つでシャワーと蛇口の切り替えと水量の調節を一度に行います。外から見たところ何の異常もありませんが…
中を覗くと黒いパッキンがありました。ここで水を止めたり水量の調節をしますが、奥側のパッキンの形状が何か変です。どうやらこれが水漏れの原因のようです。
切り替えユニットを更に分解すると水漏れの原因が分かりました。パッキンが使っているうちに何らかの原因でちぎれてしまった様です。こんな小さな故障でも水は止まらなくなります。サーモスタット式の蛇口は便利な分部品が小さくデリケートにできています。
カテゴリー:01.蛇口
2007年1月6日 UP
「給水管が破裂して水が使えなくて困ってるんです。」給水管の修理のご依頼を頂きました。この冬はまだ水道管が凍って破裂したようなご依頼は受けていませんので「水道管が破裂した」といってご依頼を頂くことは少ないです。今日は風が強かったですね。この現場も風で物が飛んできて水道管が破損してしまったようです。でもかなり寒くなってきたので水道管の凍結には要注意です。
カテゴリー:09.水道管
2007年1月5日 UP
「トイレを流したときに携帯電話が便器の中に落ちて一緒に流れてしまったんです。そうしたら便器が詰まってしまったんです。」よくある事故です。携帯電話などを流して詰まったときは便器をはずしてから取り出す作業をします。
便器をはずして裏から覗いてみると、携帯電話がガッチリと詰まっていました。何とか引っ張り出すことができましたが、裏から出ない場合は便器をさかさまにして入り口に戻す作業をします。作業時間は大体1時間前後で完了します。
縦約5cm、横約6.5cm結構狭い便器の排水口。でもここに来るまでの途中で異物は詰まってしまいます。よく御問い合わせで「携帯電話を流したんだけど、トイレが普通に流れるんです。このままトイレを使っても大丈夫なんでしょうか?」と言うお電話を頂きます。ここから先の排水管の直径は便器の水路の直径よりだいぶ大きいので排水管に異常がない限り管内で詰まることはほとんどありません。
2007年1月4日 UP
「蛇口の水が止まらないんです!水が下まで出てきた!どうしたらいいんですか?」電話の向こうでお客様は大慌てでした。大抵はドアの入り口付近にある鉄の扉の中にあるのですが、アパートなど2階建て位の建物の場合、2階の部屋の止水栓も1階の地面についていることも多いです。
この建物の場合1、2、3階の水道メーターが1階の通路に並んで設置されていました。大抵はどのメーターがどこの部屋のものなのか分かるよう札が付いていますが、付いていない場合もあります。緊急時に備えて普段から止水栓の位置をチェックしておくことが大切です。
2007年1月3日 UP
「トイレの水がなかなか引かないんです。それにお風呂の排水も流したらゴボゴボ音がするんです。」排水詰まり修理のご依頼を頂きました。2ヶ所以上が同時に詰まる場合や、普段は音がしないのに水を流したら排水溝からゴボゴボ音がしだした場合、下水管が詰まっている可能性があります。
下水の詰まりの場合、排水マスを開けて詰まりの原因を調査します。でも、このお宅は排水マスが埋設されていました。流し台、お風呂、トイレなど排水設備がある所や家の曲がり角などに排水マスが設けられています。
地面を掘っていくと、排水マスのフタが出てきました。ここを開ければ詰まりの原因があるかもしれません。
これが排水詰まりの原因。
どうやら木の根がはいってきた様です。かなり以前から流れが悪かったと思われます。
詰まりの原因である根っこを除去して作業完了です。今後は1年に1度くらいは排水マスをあけて根っこが入ってきていないか点検しておいたほうが良いでしょう。
2007年1月2日 UP
「夜中に食器洗い機の分岐金具から水が噴出したんです」
蛇口の水漏れ修理のご依頼を頂きました。
お正月でも普段と変わらずに水漏れ修理のご依頼を頂きます。簡単なパッキン交換で修理できますがお正月に水漏れ修理なんてどこに頼んだら良いのか分かりませんよね。弊社は普段と変わらずに対応していますので故障の際はご遠慮なく御電話ください。
カテゴリー:11.水漏れ