2007年3月20日 UP
画像の排水マスは上から下にむかって排水します。でもよく見てみると排水管の上側に向いて水が溜まっていますがこれが「逆勾配」と言われる状態です。排水管には排水がうまくいくように滑り台のように勾配がついていますが、この勾配が何らかの原因で逆を向いてしまうと、詰まりの原因になってしまいます。こうなってしまうと排水管の工事が必要です。
カテゴリー:10.下水管
2007年3月19日 UP
「ヒモで引っ張ったら水が止まるんよ」ずいぶん長い間ごまかしながら使っていたようですね。画像の部品はボールタップと呼ばれる部品です。フロートバルブと同じく古くなると中のパッキンが溶けたりして水漏れが起こります。
ボールタップのつなぎ目から水漏れが発生したのを以前、お客様が応急処置されたようです。結果的に水が止まったのですが、ここはシールテープ(防水テープ)を巻くところではありません。
この接続部分の水漏れは平パッキンを交換します。ボールタップを交換するときはこの部分のパッキンは必ず新しい物を使用します。
フロートバルブを交換してもボールタップが壊れているとタンクから便器の水漏れが直りません。トイレが古い場合はフロートバルブとボールタップを同時に交換したほうが良いでしょう。
2007年3月18日 UP
トイレタンクや便器は割らない限りいつまでも使えますが部品が古くなった場合は交換しなければいけません。特にゴムでできている部品は一般的に大体10年くらいが交換時期です。
レバーに鎖でつながっている「フロートバルブ」は全体がゴムでできています。10年以上使用したフロートバルブの表面を触ってみると…
溶けたゴムが手にべっとり付きました。フロートバルブに限らず水廻りの器具に使用しているゴム製品は古くなるとゴムが硬化したり溶けたりして水漏れの原因になるので、画像のように手に溶けたゴムが付くようなら早めの部品交換をおススメします。
2007年3月16日 UP
広島市南区の広島産業会館でTOTO・DAIKEN・YKKap主催のリモデルフェアが開催されました。
16:00頃に行きましたが平日にもかかわらず大勢の人でにぎわっていました。
リフォームの商品だけでなく、19世紀の便器から最近のものまでを展示しています。
こちらは最新のトイレ。デザインがとても美しいですね。
普段は見られない便器の断面。
仕事柄こうゆうのを見ると携帯電話がどの辺に詰まるのかに興味がわいたりします。
普段ショールームでは見られないものがたくさんあって面白い展示会です。明日17日の17:00まで広島市南区役所前の広島市産業会館・西展示館で開催されています。
カテゴリー:23.その他
2007年3月15日 UP
水道工事の際、止水栓が無い場所で水を止めるときは画像のような道具を使用します。これは水道管を油圧の力で挟み込んで水を止める断水機。これが無いと依頼内容によってはまったく仕事になりません。水道屋には無くてはならない道具です。
カテゴリー:09.水道管
2007年3月14日 UP
「レバーハンドルの下のほうから水が漏れるんです。」台所シングルレバー水栓修理のご依頼を頂きました。「モーエンジャパンってメーカーなんですけど修理できますか?」モーエンとは外国製の蛇口で97年に日本での事業はすでに撤退しています。部品はまだ販売している所があるので取り寄せになりそうでしたが…
お客様「この部品ならあるんですけど、これで大丈夫でしょうか?」大丈夫、と言うかまさにこの部品です。よく部品をお持ちでした。これを交換すればレバー上部からの水漏れも直ります。
家の元栓をしめて、台所の蛇口からお湯も水も出ないことを確認したら作業開始。まずは六角レンチを使ってハンドルを固定しているビスを外します。
ネジが外れたらレバーを上に引き抜きます。中はこんな風になっています。
この部分は手で外します。内側にほんの少しネジがきってあるようなので左にまわすと簡単に外れます。
あとはこのカートリッジを固定しているナットを左にまわして外せばカートリッジが交換できます。(※蛇口が一緒に回らないように注意)外国製の蛇口と言ってもカートリッジの交換方法は日本のメーカーと同じです。
2007年3月13日 UP
飲食店の厨房には排水の油脂類やごみが排水管に流れていかない様にグリーストラップと呼ばれる装置がついています。油脂類やごみは当然定期的に掃除しますが、長期間の使用することでこのグリーストラップも詰まってしまいます。
これがグリース(油脂)。一般家庭の台所つまりの原因も、ほとんどが油脂による詰まり。これが排水管の中にどんどん付着してやがて管が詰まります。
詰まりが直ったグリストラップ。排水管内部の油脂も念入りに除去しないとすぐ詰まりが再発することがあります。
カテゴリー:12.詰まり
2007年3月11日 UP
「厨房の水道管に物が当たって、管が折れてしまった。」一般家庭と違って水道管が露出している厨房ではよくある事故です。誤って足で蹴ってしまったり棚や流し台を動かした拍子にポッキリと折れてしまうこともあります。今回はお客様が元栓を閉めていましたが、改装を繰り返したお店の場合は厨房の元栓が何処にあるのか、中々分からない場合があるのでいざとゆう時のために元栓の位置を確認しておくことが大切です。
カテゴリー:09.水道管
2007年3月11日 UP
洗面台のトラブルの一つに洗面器の割れによる水漏れがあります。洗面器が陶器でできている場合、誤って化粧品のビンなどを落としてしまうと洗面器にヒビが入ったり割れてしまったりする場合があります。でも便器等と違って洗面器の裏側から防水剤をつけて水漏れは防ぐことができてしまうので、洗面器にヒビが入ったまま使用している片は意外と多いようです。
カテゴリー:05.洗面所
2007年3月9日 UP