2009年5月1日 UP
以前ご利用頂いたお客様からお電話で質問を受けました。「ウォシュレットを自分でつけてみようと思ってるんだけど分岐金具は本体と別に買わなければいけないんですか?」とご質問がありました。
通常、タンクが付いているトイレの分岐金具はウォシュレットと一緒に箱の中に入っていて別に買い求める必用はありません。
しかし、箱の中に入っている分岐金具を取り付ける為の分岐金具が必要になる場合があります。
こうしたフラッシュバルブと呼ばれる方式のトイレ。
こうしたトイレのように本体を買った時に付いている分岐金具だけではウォシュレットを接続できない場合もあります。
本体と同梱の分岐金具を取り付けるためには別売りの分岐部品が必要です。
フラッシュバルブの一部に本体とは別売りの分岐金具を取り付けて、さらに本体と同梱の分岐金具を取り付けます。
フラッシュバルブからの分岐工事は、なかなか面倒な作業なのでプロにまかせたほうが無難です。
カテゴリー:02.トイレ
2009年4月4日 UP
引越しや洗濯機の買い替え時に多いのが、洗濯機の蛇口のトラブル。
2槽式の洗濯機から全自動に買い換えたり、ドラム型乾燥機付洗濯機を買ったら、蛇口が洗濯機に合わなかったり、普段触ることの無い蛇口のハンドルを回しただけで水漏れが発生することもあります。
洗濯機が何でも全自動で出来て、目を離すことが多くなりがちです。
蛇口も洗濯機に合わせて最新の洗濯機用水洗を取り付ける事をおススメします。
カテゴリー:06.洗濯場
2009年4月1日 UP
年度末から新年度にかけて指定工事店の講習会が各地で開催されました。各自治体で定期的に行われる講習会ですが、春に開催される地域が多いです。
同じ広島県でも地域によって工事の規則や周知する内容が違ったりします。
インターネットで県外の指定工事店が、「指定工事店」だからと、どこでも工事が行えるかのようにホームページに記載している業者がいるようです。
しかし、広島市の指定工事店でも、福山市の指定工事店でなければ福山市で工事を行うことは出来ません。
また、他社の資格を自社が保有しているかのように見せかけている業者もいるのでそうしたモラルの低い業者には注意が必要です。
こちらは福山市で行われた水道局の講習会。
指定工事店に給水工事に関する規則の周知徹底を行うことで、安全で安心できる給水装置工事を行うことを目的としています。
規則に違反したり不正な行為がある場合はもちろん、講習会に参加しないと指定を取り消されたり罰則を受ける場合があります。
広島県内の各市で開催されます。
こちらは尾道市の公共下水道排水設備指定工事店説明会の様子。
汲み取り式トイレや浄化槽を廃止して下水本管に接続する工事の資格を持っているのが、地域の「排水設備指定工事店」です。
下水道工事推進のための補助金制度の説明、水洗便所改造のための融資制度の説明や地域の規則の徹底が行われます。
県内各市でこうした講習会が開催され、地域によって内容も変わってきます。
広島市の講習会では最近、飲食店の付近の下水本管が頻繁に詰まることから、グリーストラップ設置の周知徹底が行われました。
数日前、排水管詰まりの修理にお伺いした飲食店の店長さんは「グリストラップ?ウチは撤去しちゃったよー」とおっしゃっていましたが駄目ですよ。
飲食店では、グリーストラップの設置が法令により義務付けられています。
カテゴリー:21.講習会
2009年3月13日 UP
広島市で介護保険での住宅改修に関する研修会が開かれたので出席しました。
今までは介護保険を使用するために一時的にまとまったお金が必要でしたが広島市では、平成21年4月1日から介護保険の自己負担分(20万円なら1割の2万円)を支払えば介護保険分の改修費用を業者に支払ってくれる制度がスタートします。
制度が利用できるのは市の主催するこうした研修会に参加した業者に限られます。
介護保険を使った住宅改修は一般のリフォームとは異なった配慮が必要です。
施工店の知識・経験不足やお客様への配慮不足からトラブルになることも少なくありません。介護保険を使用した住宅の施工例、大手メーカー製品の欠陥によるトラブルの発生など大変参考になりました。
カテゴリー:21.講習会
2009年3月5日 UP
「業務用のボイラーのタンクからお湯が漏れる」と言うご依頼でした。
現場に到着してみると、故障していたのはボイラーに隣接してある貯湯槽。
漏湯していた原因はボールタップと呼ばれる浮き玉の故障。タンクにお湯を出し入れする部品ですが長年の使用で壊れてしまったようです。
ボールタップへ繋がる金属配管も激しく腐蝕しているので一緒に交換です。
貯湯槽内部のボールタップを新しいものに交換。これでまた安心して使用できます。
外の配管と保温材を交換して作業終了。構造が単純なので簡単には故障しませんが内部の清掃、消耗品交換やタンクの塗装などの手入れも必要です。
カテゴリー:07.温水器
2009年1月13日 UP
10年以上前の少し古いシャワー水栓。温度調整のハンドルの間からボタボタと結構な量の水漏れが発生しています。
(お客様)「修理は急ぎませんから本体を交換せずに部品で直りませんか?」もちろん大丈夫です。
部品を交換するにはメーカー名と蛇口の型番を調べる事から。型番の文字は消えている場合は、蛇口の画像から部品を調べます。
工事車両に修理部材は在庫してありますが、持合せが無い場合、蛇口の分解図から部品を材料屋さんに注文。製造中止の商品は、メーカーにも在庫がなく注文を受けてから作ることもあるので部品の納期に時間がかかる事もあります。
この蛇口の場合、ハンドルを注文すると10日以上かかるそうなのでハンドルは以前の物を使用し内部の温度調整ユニットのみを交換。
少しくらい古い蛇口なら交換の需要が多い部品はメーカーに在庫があるので部品交換で修理する事が出来ます。
カテゴリー:01.蛇口
2008年12月1日 UP
お客様「トイレの水が止まらないんですけど、とりあえず水を止める方法ってないですか?」急いで水を止めたいお客様からよくこうしたお電話を頂きます。
お客様「トイレにある元栓締めようとしたんじゃけど、硬くてよう動かさんのよ。」ここを10円玉で右に回すと止まるはず…ですが、10年くらい触った事がないので硬くて動かない事が多いんです。
そんな時は無理をせず家の元栓を締めるのが一番。「量水器」と書かれた箱を探しましょう。マンションは玄関付近にある鉄の扉の中、戸建住宅はガレージの地面や家の入り口付近の地面、アパートは1階の通路や駐車場を探してください。
フタを開けると中には元栓と水道メーターがあります。中にハンドルがあるので蛇口のように右に回すと全体の水が止まります。
カテゴリー:15.応急処置
2008年11月24日 UP
「少し前からトイレが頻繁に詰まるようになった。」お店などの不特定多数の人が使うトイレ詰りの場合、意外な物が詰まっていることがあります。
便器を外して排水管の中を覗くと、管の途中に何か白いものが。
排水管の中から出てきたのはカイロ。どこかに貼り付けていたものが気づかないうちにポロっと便器の中に落ちてしまったんでしょうね。冬場によくある詰まり原因です。毎年寒くなると便器からカイロが出てくる事が多くなります。
カテゴリー:未分類
2008年11月1日 UP
トイレに入ったら前に使った人が流していなかった。
そんな事は嫌ですよね。お店などでよく使われる使用後に自動で水を流してくれる便利なセンサー式のトイレ。一応手動のボタンも付いているタイプですがセンサーが故障してしまいました。
普段は見ることはありませんが、中はこんな風になっています。
今回はセンサーユニットを交換。製造中止になっているタイプでも在庫のある部品は取り寄せが可能です。
カバーをはめ込んで修理完了。ハンドルやスイッチに手を触れずに自動で流してくれるのは便利ですね。
カテゴリー:02.トイレ
2008年10月2日 UP
先日、東広島市で排水設備指定工事店の講習会が行なわれました。上水道、下水道の指定工事店はこうした講習会に出席して工事の規則が変更した場合などの勉強をしています。
地域によっては講習会に参加しなかった場合、不誠実な業者とされ始末書を書かされたり、自動車の交通違反のように減点処分をうけることもあります。
今回の講習は「工事要綱の内容変更について」など。
カテゴリー:21.講習会