2006年12月1日 UP
トイレの水漏れ修理はパッキンの交換で簡単に直る場合と金具の寿命により器具の交換が必要な場合があります。メーカーから取替え用の便器も販売されていますが、トイレが古いからと言って必ずしも便器交換が必要なわけではありません。
止水栓の付け根からの水漏れ。パッキンが入っている部分からの水漏れではなくねじ山の部分から水漏れを起こしている場合は止水栓の交換が必要です。
タンクを便器に取り付けるボルトからの水漏れ。床がいつも濡れていたり便器と床の間から水漏れを起こすような症状はこうした場所からの水漏れが原因で起こることも多い。修理にはタンクを便器からはずさなければなりません。
レバーの回転部分が腐食して、レバーの戻りが悪い。こうなるとレバーと連結されているタンクのバルブが開いたままになり便器の中に向かってチョロチョロと水漏れを起こします。
陶器でできているタンクや便器を割らなければ、部品交換でタンクの機能を新品同様にすることもできます。部品点数も少ないので費用も蛇口交換程度です。20年以上使用しているような古いトイレでも、部品交換で今後もまだまだ使い続けることができます。