2006年11月13日 UP
「トイレに物を落としてから、よく詰まったりするんです。」とご依頼を頂きました。トイレが詰まるのは、紙の使いすぎによる場合がほとんどですが、誤って異物を流してしまう場合もあります。現場に到着後詰まり除去工具を使用しましたが、やはり直ったと思って紙を流したらまたすぐ詰まる症状が現れました。こうした場合便器をはずして詰まりを除去します。便器をはずしたところ、中から手鏡が出てきました。これが便器の中で排水口を塞いでいたようです。
この便器の排水口の直径は約7cm。紙詰まりの場合も汚物と紙の量が多い時などに詰まりが発生します。
手鏡が直径7cm以上あったため、便器の出口に引っかかって、便器の中で排水口の弁のような動きをして閉じたり開いたりしていたので詰まったり流れたりを繰り返したようです。よく「携帯電話をトイレに流した。」と言うご依頼もよく頂きますが、携帯電話の大きさによっては下水管に流れていってしまう場合もあります。もし誤って携帯電話を流してしまった場合は、早めの対処が肝心です。