2009年6月1日 UP
水道の元栓の手前から水が出てくる場合、掘ってみないとどこから水漏れしているのか分からない場合があります。
穴を開けるとどんどん湧いてくる水。ここから手前には宅内の止水洗が無いのでポンプで水を汲み取りながらの作業。
どこから漏れているのかまだこの時点では分かりません。
よくある故障は地面から30cmほど掘った所にある止水栓と配管の間のパッキンからの水漏れ。
でも、今回はもっと深いところで水漏れしているようです。
漏水部分が深い所にある場合は穴を広げて作業します。
まずはコンクリート部分に切れ目を入れて…
コンクリートをどんどん壊して行きま す。コンクリートの地面に穴を開けるのには大型の機械器具がないと作業がとても大変です。
右の紺色の配管が水道管、左の緑色の配管がガス管です。地中には水道管以外の配管も埋設されています。ここからさらに下へ掘り進んだ所にようやく漏水原因を発見できました。
25mmの水道管に、こんな穴が開いていました。かなり以前からの漏水のようですね、塩化ビニールの管が水流で削れています。
漏水の原因もいろいろあります。特に隠蔽・埋設されている物は修理が大変な場合が多く、作業は大掛かりになりがちです。