2006年12月4日 UP
「洗面所の排水管の周りが濡れている」とお電話を頂きました。現場に到着するまでは排水管の水漏れだと思っていましたが、どうやら止水栓からの水漏れだったようです。管の表面に青錆びが出ていますがこの程度であればパッキン交換で修理できます。時々、自分でパッキンを交換したけどうまくいかなくてお電話を頂くことがありますので止水栓周りのパッキン交換について紹介しておきます。
止水栓と蛇口をつなぐ給水管には2種類のパッキンが入っています。パッキンは正しく取り付けないと効果がありません。また、パッキンの取付面がしっかりしていないと一時的に水が止まってもすぐに漏水を起こす場合があります。
止水栓から出ている管には、両方につばのあるものと片方にしかつばのないものがあります。画像のようなつばの無い物は厚いほうのパッキンを管に差し込みます。このときパッキンとナットの間にプラスチックのワッシャーを忘れないようにしないとナットを締めた時、パッキンがねじれてしまいます。
給水管につばがあるほうに薄いほうのパッキンを取り付けます 。あとはナット手で締められる所まで締めたら工具を使ってまし締め。止水栓を開けて水漏れが起こらないのを確認したら終了です。簡単な事ですが水漏れの部位によって取り付けるパッキンが違いますのでDIYでやる場合よく確認しておくことが大事です。