2006年11月15日 UP
「車を数台止められる駐車場に水をまく蛇口が1ヶ所欲しい。」とのご依頼でした。安芸郡府中町で行った水道管を家の敷地内に引き込む工事の様子です。工事屋さん以外はあまり見ることのない作業なのでここで紹介しておきます。
図面から水道管の位置を割り出してアスファルトをカットしていきます。
掘り進んでいくこと約1.2m。ようやく水道管が現れました。
写真中央の黒い器具、分水栓(ぶんすいせん)と言う器具を水道管に取り付け管に穴を空けて水を取り出します。分水栓は水圧がかかったままでも水道管に穴を開ける工事ができるような仕組みになっています。
分水栓にパイプを取り付け宅地内に水道を引き込みます。宅地内までは地震が来てもパイプが破損しないような柔軟性のあるパイプを使用します。
左の丸いのが1次止水栓。上の白いのが水道メーターが入っているメータボックス。下の黒いのが散水栓の入っている散水栓ボックス。これで水道局の検査をうけて完成です。今回は簡単な工事を紹介させていただきましたが通常は引き続き宅地内の水道管工事を行います。