2008年6月15日 UP
トイレタンクの中の棒が外れて水が止まらなくなった。又はタンクの中の棒が折れた。と言ってご依頼を頂くことがあります。「こういうことってよくあるんですか?」と聞かれることが多いですが、意外と多い故障事例です。
タンク内部の画像。なにやらタンク内の棒がはずれているみたいですね。「もとどおり差し込んでも駄目なんですか?」と言うご質問を頂きますが駄目です、実はこれは根元からポッキリ折れているんです。
これは正常な部品。本来はこうした状態になっています。この部品はトイレタンクが故障した時、トイレタンクから水があふれないよう、管の上端から便器内に水を逃がす役割をしています。
今回取り外した部品。根元からポッキリ折れています。これでは本来の役割は果たせませんね。折れた部分から水がどんどんタンク内に流れていってしまいます。
接着剤の当たりでボキッと折れてしまうのでそのまま差し込むことは出来ません。補修で直すことも出来なくは無いですが修理後の信頼性と部品が安いことから考えて部品交換がベターです。
カテゴリー:02.トイレ